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羽衣伝説(藤井敬吾作曲)

藤井敬吾さんの作曲した名曲、羽衣伝説にまつわる話です。

先日、30年ぶりに会ったギタリスト・大城松健さんの事を日記で紹介しましたが、大城さんと羽衣伝説の誕生には、重要な関連があることが分かりましたので紹介します。

大城さんは、沖縄名護市在住で、尚美音楽院で学び、卒業後はスペインに渡りホセ・ルイス・ゴンザレスやオスカー・ギリアに学んでいます。そして、私の高校のギター部の先輩でもあります。プロのギタリストです。
ギタリストを先輩に持つ方と言うのは少ないと思いますが、その高校の出身者では、私の知っている限り唯一のギタリストです。

その大城松健さんの事をちょっとネットで調べてみたところ、藤井敬吾さんの作曲したギター曲「羽衣伝説」の依嘱者で、この曲の初演者と言うことが分かりました。CDにも録音して発売されています。

曲は、ちょっと聴いた感じでは、非常に長い曲で、まともに弾くと20分ぐらい掛かるので、たいていの場合短めに省略して弾いているようです。また特殊奏法のオンパレードのような曲で、かなりの難曲のように思います。
私の主宰する千葉ソロギターサークルのメンバーにも、この曲をレパートリーにしている女性がいますし、マイミクのLiangさんもこの曲を弾いているという日記を見た記憶があります。

大城さんは、最近懇意にして頂いている宮下祥子さんともお知り合いで、お二人とも3年前のギター文化館の第一回シニアギターコンクールの審査員でもありました。

私は昨年、このシニアギターコンクールに出場しましたが、その時にはこのお二人は審査員ではありませんでしたが、今回の大城さんとの再会で、いろいろ調べているうちに過去に審査員をしていたことも分かってきました。
目に見ないところで、いろいろな人間関係があったのですね。世間は狭いと言いますか、不思議なものです。

思えば、私が初めて大城さんとお会いしたのは、高校1年のギター部の夏の合宿でした。
ギター部は毎年夏になると、学校の教室を借りてギター練習の合宿をやっていました。教室で寝泊りした記憶があります。
合宿にはOB、OGが顔を出し、ちょっとギターの指導をしてくれたり、ギターを弾いてくれたりします。その中の一人に大城先輩がいました。
普段、あまりギターが上手な人や、プロギタリストにはなかなか会えませんから、大城さんが弾いてくれたラグリマを目を皿のようにして聴いた(見た)記憶があります。

その時の私は、まだ1年生で部長でも何でも無かったので、多数いた部員の中の「その他大勢」の一人でしたから、大城さんは私の事を覚えているはずも有りません。が、私はその姿、演奏を今でもはっきりと覚えています。

その後の再会までの経緯は、先日の日記にも書きましたので省略しますが、あるピアニストを通じて引き寄せられるように、東京・板橋区で再会を果たしました。
運命の糸は、遥か離れた沖縄と千葉に住んでいる私達二人を、東京で再会させました。

このような方が高校の先輩に居ること自体が珍しいですが、30年後にこうして再会できたことに、なにか目に見えない不思議な縁と運命のようなものを感じた出来事でした。
私がギターを再会しただけではなく、ギター界の枠に縛られない、ピアノやヴァイオリンなど一般の音楽家や愛好家が居るところに積極的に飛び込んで行き、交流をもったおかげです。

私のギターの全盛期といえる大学時代は、どちらかと言うとギターと言う狭い世界の中でしか活動していなかったので、あれだけ一生懸命ギターを弾いていたにも係わらず、大城さんにつながることは無かったのだと思います。


【羽衣伝説のCD】~藤井敬吾さんのサイト
http://www.h3.dion.ne.jp/~keigo777/CD/CD.html

ここで羽衣伝説について、作曲のいきさつなどについて詳しく書かれたサイトが有りましたので、以下に引用させていただきます。
【引用元blog】
http://blog.livedoor.jp/discovery92/archives/1205284.html#

------------ここから引用------------

「羽衣伝説」~山入端博の旋律に基づく~日本人のギタリスト兼作曲家の藤井敬吾さん(1956-)の名を広め、国際的にも高い評価を受けた曲です。藤井さんと親交のあるギタリスト、デイビッド・ラッセルに献呈されています。

作曲の動機は、1991年に藤井さんが沖縄のギタリスト大城松健から、当時すでに故人であった同地の作家、山入端博が遺した歌の旋律によるギター曲を書いて欲しいとの依頼を受けたことからです。
藤井さんは、琉球施法に基づいた美しいメロディを損なうことなくギターに乗せることに心を砕きました。

オリジナルは、沖縄にも伝わる羽衣伝説を歌うものでした。
この伝説(民謡)は日本各地で幾つも違ったヴァージョンが知られていますが、いずれにしても日本の伝統的物がたちのうちでも、もっとも幻想的かつ詩的なものに属します。
藤井さんは、原曲に歌われた沖縄のヴァージョンを尊重しながらも、それに捉われることなく、彼自身のアレンジによるストーリーを想定して、音楽もそれを踏まえながら進める、という手法をとりました。
 
「天女が天界へ帰るのは、永遠の世界から限りある世界に来たものが、再び永遠を得ることを意味する。私は作品のイメージの中で、天女の姿に、旋律の原作者山入端博の焦点の姿をも重ね合わせた」という意味の事を藤井さんは楽譜の解題中に記しています。
また彼は、譜面の数箇所に上記の物語の筋にちなむ表題を書き入れ、演奏者がイメージを描きやすいように考慮しています。


この曲の楽譜を持っていますが、とにかく長い!
20分余りある曲で、変調弦で特殊奏法も満載で、弾きづらい!!
だから楽譜はコレクションの一部になってしまいました。
ただ、楽譜を見ながら曲を聴くとすごく面白いです。
奏法が見たくて、作曲者の藤井さんが自演しているDVDも買ったのですが、これが圧巻です。
「カッコイイけど、弾くの無理!」って思いました。
この曲のラスト3分が特に好きです。
CDは聴いたことあるけど、見たことない、っていう方には是非見て楽しんでいただきたい曲です。

------------ここまで引用------------

なかなか興味深いエピソードですね。

以上。



CD-KEIGO-LIVE-72.jpg
【画像1】作曲者ご本人、藤井敬吾さんのCD(2002年発売・中国版・日本未発売)

CD-Syoken-72.jpg
【画像2】初演者、大城松健さんのCD(2002年・スペイン録音版)

CD-hagoromo.jpg
【画像3】羽衣伝説の楽譜(現代ギター社刊・1993年録音・藤井敬吾さんのCD付)

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テーマ : ギター
ジャンル : 音楽

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