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2010年第5回シニアギターコンクール入賞者インタビュー記事‏の紹介

・まずインタビュー記事紹介の前に、このブログの管理人である私、NAOこと上原淳のプロフィールを紹介します。

●ショートバージョン

【上原淳・うえはらすなお】プロフィール
千葉市在住、会社員。
2008年11月千葉ソロギターサークルを設立し代表を務める。2011年3月現在会員数60名。
これまでにギターを玉城隆、中野義久、宮下祥子、坪川真理子の各氏に師事。

1985年第31回九州ギター音楽コンクール第3位
2010年第17回埼玉ギターコンクール第4位
2011年第4回ギターコンペティション・関東甲州大会金賞(第1位)
2011年第6回シニアギターコンクール・ミドルの部第1位


●ロングバージョン

【上原淳・うえはらすなお】プロフィール
1962年生まれ。千葉市在住。会社員。
9歳頃兄の影響でギターと出会う。13歳でアコースティックギター、15歳よりクラシックギターを始める。
小学校では鼓笛隊で小太鼓(ドラム)を担当。中学校では吹奏楽部でトロンボーンを担当。高校、大学ではギター部に在籍。
社会人になって約20年間のブランク後、2008年春頃よりギターを再開。
2008年11月千葉ソロギターサークルを設立し代表を務める。2011年3月現在会員数60名。
これまでにギターを玉城隆、中野義久、両氏に師事。坂本一比古、本木盛夫、両氏のレッスン受講。
現在、宮下祥子、坪川真理子、両氏に師事中。

1985年第31回九州ギター音楽コンクール第3位(九州ギター音楽協会主催)
2010年第17回埼玉ギターコンクール第4位(埼玉ギター協会主催)
2011年第4回ギターコンペティション・関東甲州大会金賞(第1位)(日本ギター連盟主催)
2011年第6回シニアギターコンクール・ミドルの部第1位(茨城・ギター文化館主催)


・以上、2011年5月6日現在。




---以下、「ギターの時間」のインタビュー記事の紹介です。---


2010年5月4日に開催された、ギター文化館主催「第5回シニアギターコンクール」に挑戦し、第4位に入賞する事が出来ました。

その時に「ギターの時間」というWEBサイトを運営している、江部さん(あの有名なギタリスト兼アレンジャーの江部賢一さんの弟)からインタビューを受け、その記事がHPで公開されましたので紹介します。

記事の内容は、メールで質問が来て、それに答える形で行われました。
私のギターライフに関して、色々なインタビューに答えましたので、私の人となりを知ってもらうには良い記事だと思いますので、ここに転載しておきたいと思います。

今回紹介するのは、その「ギターの時間」の記事の転載です。
ギターの時間の記事が、いつ削除されるかも知れませんので、ここに転載して記念に残しておきたいと思います。


「第5回シニアギターコンクール入賞者インタビューinギター文化館」 by ギターの時間
2010/5/4/茨城県・ギター文化館主催

●ギターの時間の入賞者インタビュー記事
http://294bros.heteml.jp/news/senior_guitar_con2010/Interview/uehara.html

●ここで本選出場者8名全員のハイライト演奏が聴けます(私は6番目にバッハのプレリュードを演奏)
http://294bros.heteml.jp/news/senior_guitar_con2010/index3.html

ミドルの部(35~54歳)第4位
----------------
上原 淳(うえはらすなお)
千葉県千葉市/48歳
〈本選自由曲〉
・プレリュード~無伴奏チェロ組曲第1番BWV1007より(J.S.バッハ)
・舞踏礼賛(L.ブローウェル)

interview
SUNAO UEHARA
----------------




========【以下、ギターの時間からの転載です】========



シニアギターコンクール2010
入賞者インタビュー
それぞれの熱い想い!

uehara.jpg
上原 淳さん


――発表直後の気持ち,いまの気持ちを教えてください。

上原 ありがとうございます。今回の目標は、昨年の第5位以上と設定しておりました。今回第4位に入賞する事ができ、とりあえずほっとした、いうのが正直な気持ちです。ただ、演奏後の手ごたえが良く、第3位以内にはいけたかな?と言う感触がありましたので、発表の瞬間は目標を達成した嬉しさと、少しの悔しさの混ざったちょっと複雑な気持ちでした。どちらかと言うと悔しさが大きかったように思います。しかし、時間が経って、今思い返しますと、一発勝負の大舞台で、予選を突破して本選まで行けたこと、本選でも納得のいく演奏が出来た事などを考えますと、良くやったかなという気持ちです。このコンクールに向けて努力した事が、結果となって現れた事に対しては、素直に自分を褒めたい気持ちです。現状に満足しては成長は無いと思っていますので、今回の悔しさをバネに精進して、また来年挑戦したいと思います。目標は、メダル圏内の3位以内としたいと思います。

――昨年から今年にかけての課題はどんなことでしたか?

上原 自宅で上手く弾けても、ステージに上がり人前で弾くと、悲しいぐらい弾けなくなってしまいます。それを克服する事が課題でした。克服する為に、とにかく人前で弾く機会を作って、取り組んできました。2009年は年間36回も人前で弾きました。とにかく練習を沢山して、どんな緊張した場面になっても自信を持って弾けるようにすることだと思います。「あれだけ練習したのだから、弾けないはずが無い!」というまで。家族や友人を捕まえて、少人数でも良いから人前で弾くようにすると、次第に自信が付いて、普段の実力がステージでも出しやすくなると思います。私は、サークル内だけではもの足りず、今でも時々東京や神奈川などに足を運んで、積極的に人前で弾いています。

――昨年来の練習内容の変化があればそれを教えてください。

上原 昨年の7月に宮下祥子先生のワンレッスンを受ける機会を紹介され、受講しました。その後数回受講や聴講をさせていただき、とても勉強になっています。
 昨年10月には、ドイツ在住のギタリスト吉田佳正先生をお招きして、私のサークル主催でマスタークラスを開催しました。来年2011年にも、同種のマスタークラスを開催したいと考えています。
 宮下先生のレッスンは2ヶ月に1回程度しか受けられないので、自宅から通える先生に就くことも考えています。ギターに費やせる人生の時間も限られますので、好きな曲を楽しく弾く中で基礎的なものも学んでいけるのが理想的です。

――今回の選曲はどのように決めていったんですか?

上原 自由曲の2曲は、ちょっと遅く今年の正月休みから取り組み始めました。当初ファリャのドビュッシー賛歌とヴィラ=ロボスの練習曲11番を考えていたのですが、弾いているうちにどうしてもしっくりこなくて、この正月に思い切って曲目を変更しました。
 ブローウェルの舞踏礼賛は学生時代に弾いていた曲で、ダイナミックで繊細、音色や音量の変化などギターの様々な表現力・可能性を発揮するには適した曲だと思い、現在私が目指す音楽を表現するにも適していると思い選びました。ノリの良さもあり大好きな曲です。
 バッハのチェロ組曲1番のプレリュードは、妻のリクエストです。舞踏礼賛があまりにも現代曲過ぎて、聴いていて疲れるので、もう1曲は耳に心地良い音楽を、とのとでした(笑)。
 舞踏礼賛は、今回の演奏ではやり残したところがることを実感しており、悔いが残っていますので、反省点をきっちり修正して仕上げて、来年もう一度この曲で挑戦しようかとも考えています。

――一日、あるいは一週間の中のギターの時間は変わりましたか?

上原 昨年までとあまり変わりません。平日は30分程度、週末にはまとめて4~5時間弾きます。腱鞘炎予防の為、どんなに弾く時間が沢山あっても、連続で1時間以上は弾かないようにしています。1時間弾いたら、1時間の休憩を入れています。この点はかなり気をつけています。そのおかげか、これまで腱鞘炎になった事はありません。今後も慎重に練習を進めたいと思っています。

――愛用のギター、弦は昨年は河野賢の20号1978年、660mm、表板は松、横裏はハカランダでしたね。

上原 そうです、今回もその河野で出場しました。弦も昨年と同じで、高音弦はオーガスチンのリーガル、低音弦はオーガスチンの青です。他の弦もいろいろ試していますが、河野にはこの組み合わせが一番ゴージャスに鳴るようです。他にはハナバッハ、プロアルテ、サバレスなども時々使います。よりクリアーな音が欲しい時は、3弦だけサバレスを使う事もあります。

――その河野ギターへのフィット感や鳴り方に関して1年前とまた少し異なる感想を持っていますか?

上原 1978年当時新品で購入しましたが、製作されて32年が経過し、材料も十分に乾燥しており、この2年ほど弾き込んでいますので、今は十分に鳴っていると思います。特に低音減の力強く豊かな響きが特徴的です。高音弦もつやの有るたっぷりとした音が出ますが、欲を言えばもう少し低音弦に見合うだけの鳴りが欲しい所です。ギターは楽器の性能2割、弾く人のタッチ8割だと思っています。どんな名器でも、弾く人によって良くも悪くもなるという事です。
 ギターのフィット感の件では工夫しています。滑り止め用のクロス(合成布)を両面テープで2箇所に貼り付けています。ギターと足の間に挟むクロスを、あらかじめギター本体に貼り付けておきます。弾く前に滑り止め布をセットする時間も短縮できますし、普通に構えるだけで滑り止めが効きますので演奏に集中できます。

――この1年、爪のトラブルや変化はありましたか?

上原 幸いにも爪に関しては恵まれている方かも知れません。爪で大きなトラブルになったことはありません。ただ、昨年からアランフェス協奏曲の第2楽章を弾くようになり、爪の減りが気になっています。そこで、爪の表面の先端部にアロンアルファを塗って強化するようにしています。ギタリストに人気の「釣名人」という緑のラベルが貼ってあるものです。
 使用上のポイントは、爪の表面全体に塗るのではなく、爪先部だけにすることです。塗り方は何度か重ね塗りします。塗り始めて1年ほどになりますが、今のところこれと言ったトラブルはありません。爪が厚く丈夫になりますので、普通の曲を弾く時にも力強い音を出す事が出来るようになります。爪が薄い方や柔らかい方など、爪が弱くて苦労している人にはお勧めの方法です。

――ひと月あたりギター関連の出費はどうですか?

上原 昨年までは5千円~1万円程度でしたが、最近レッスンを受け始めましたので、その分出費は増えています。演奏会を聴きに行く回数が次第に増えてきていますし、東京や神奈川に武者修行で遠征に行く交通費や、打ち上げの会費もあるので平均すると1ヶ月あたり数千円は増えていると思います。

――今回のジョン・ウイリアムス公演は行かれましたか?

上原 はい。ジョンは学生時代から憧れの存在で一番好きな演奏家です。私が聴いたのは、2009年10月31日(日)のすみだトリフォニーホールです。
 ジョンの指から繰り出される音色の多彩さ、美しさ、歌心の豊かさには本当に感動しました。まさに円熟の極みと言うべきか。神がかり的と言うべきか。 滑らかに弾くのが非常に難しいギターで、まさに詩情溢れる旋律を引き出していました。こぼれるような高音の美音と力強い低音のハーモニー。 一生の思い出に残るような素晴らしく感動的な演奏会でした。 使用ギターはここ数年お気に入りのスモールマンでしたが、今回もPA(マイク)を使っていたのは残念でした。PAは自然で違和感はほとんど感じませんでしたが、いつかPA無しの生音を聴いてみたいです。
 生ける伝説、最後の巨匠と言える存在ですが、今後も元気な姿を見せ続けて、ギターの素晴らしさを世界中の人々に伝えて欲しいと思います。自分も70歳になっても、元気にギターを弾けるような勇気をもらったコンサートでもありました。

――お好きなギター曲、レパートリーはこの一年で増えましたか?

上原 なかなか増えません。年間3つ出場しているコンクールで弾く課題曲と自由曲がありますので、それらを何とか新しいレパートリーにしています。バッハのシャコンヌや、アランフェスの第1・第3楽章など、弾きたい曲は沢山あるのですが、時間の無い会社員のつらいところです。ただしそれらの曲は、時間があってもおいそれと弾けるようになる曲ではないと思いますが(笑)。一生かかってでもいつか弾いてみたい曲です。
 ただ、昨年2009年は私にとって、初めて協奏曲演奏を実現させた記念すべき年だったんですよ。昨年のインタビューで、夢の一つと答えていたアランフェス協奏曲を、第二楽章だけでしたがピアノ伴奏で弾かせていただく機会がありました。
 昨年5月の第4回シニアギターコンクール挑戦後に、まとまった空き時間が出来たので、アランフェスの譜読みを本格的にやってみたところ、とんとん拍子に最後まで進み、一気に暗譜までしちゃいました。
 学生時代から、夢見ていましたが、簡単に弾けるはずは無いと思って、楽譜は本棚で長期間寝ていましたが、実際に弾いてみると、思いがけず何とか最後まで弾けてしまったという感じです。
 最初は妻のたどたどしいピアノ伴奏で練習し始めましたが、それでもあのアランフェスを弾いているんだ、と言うことで、演奏しながら感動していました(笑)。
 嬉しくてしばらくアランフェス漬けの毎日で、そうなると、人前で弾きたくなるのが人情と言うものです(笑)。
 音楽仲間でピアノが弾けるKMさんに無理やり頼み込んで伴奏をしていただき、昨年9月に横浜のイギリス館という素晴らしい会場で、アランフェス協奏曲デビューを果たしました。この共演がきっかけで、ピアノとギターのユニット名「Heure Heureuseウール・ウルーズ」を結成しました。フランス語で「幸せな時間」と言う意味です。
 その後、11月の千葉ソロギターサークルの定期演奏会、今年1月の宮下祥子先生の関東門下生発表会、2月のジョイントコンサートなどでも弾きました。
 今年は、ギターとピアノにヴァイオリンを加えたトリオでも弾こうと思っています。8月から12月にかけて3回ほど弾く予定になっています。ヴァイオリンの方はこの春に東京芸大を卒業した方で、腕前は確かで若くて美しい方です。ぜひご興味と時間のある方、いらしてください!
 いつか本物のオーケストラと共演したいですね。マンドリンオケも含め、色々なところにアプローチを掛けているところです。もし共演していただけるなら、無料でどこへでも伺います! よろしくおねがいします。

――今年のステージ、発表の場など予定できまっていることがあれば教えてください。

上原 私が主宰している千葉ソロギターサークルの練習会は毎月開催しています。
(千葉ソロギターサークル http://nao2010.blog11.fc2.com/
ほか上原さんの公演日程は以下の通り!

・8月15日(日)「ギターコンクール優勝者の競演Vol.1~独奏から室内楽・協奏曲まで」千葉市・美浜文化ホール・メインホール
・9月、あるNPO法人の依頼で、東京・中野区で演奏会
・9月23日(木・祝)第17回埼玉ギターコンクールに出場予定
・12月11日(土)千葉ソロギターサークル第2回定期演奏会(千葉市・美浜文化ホール・メインホール)
・2011年1月、ギター連盟のコンペ・関東甲州地区大会に出場予定


以上。

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ジャンル : 音楽

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